わんこも和む家を作ろう!

犬と暮らそう!

ワンコはじめに

大好きなワンコが浮かべる穏やかな表情は私達にも優しい時間を与えてくれますよね。そんな大切なワンコ達に今の環境は適切でしょうか?ストレスを与えてはいませんか?危険な場所はありませんか?人間が住みやすい家が犬にとってそうとは限りません。さぁ、犬の目線と感覚で家の中のを見回してみましょう!

犬の目(視覚)

犬は狩りをしてきたルーツをもちますが、そのためか広い視野をもっています。
人の視野は左右で180度くらい(色や形の認識できる範囲は左右で120度程度)ですが、犬の場合は250〜270度程度あります。

視力の方は0.3やそれ未満といわれていますが、一方で優れた動体視力を持っています。そのため数百メートル先のものも認識できたりします。

暗闇でも人に比べて認識力が高く、人と比べて4〜5倍の認識力があるといわれています。

一方で、色については人よりも認識力は低くなります。これは人と違い犬の網膜が青から黄色あたり(可視光線の波長でいえば450〜600nm(ナノメートル)あたりの範囲、人の場合虹の7色分380〜780nm程度)にしか反応しないためです。このように色の認識できる範囲が狭いため色別認識力が高くありません。例えば緑(500〜550nmあたり)と赤(620〜780nmあたり)の区別がつきにくくなります。

犬の耳(聴覚)

一般的な人の可聴域は20Hz(低音)〜20,000Hz(高音)くらいになります。子供の頃は高音がもっと聞こえていた人もいるかと思います。僕もテレビから出ているピーという高音(多分25,000Hzくらい)が聞こえていました。

一方で犬の場合は、65Hz〜50,000Hzくらいといわれています。かなり高い音が認識できるといえます。

ちなみに可聴域の中でも良く聞き取れる範囲は人で2,000〜4,000Hzあたり、犬で8,000Hzあたりになります。

犬の鼻(嗅覚)

犬の視覚があまり良くない分、嗅覚はとても優れています。人と比べると1000倍以上で時には1億倍といわれることもあります。犬の感覚の中では一番優れた感覚でありおおむね一生嗅覚の機能は維持されるといわれています。

犬の口(味覚)

味覚は下にある味蕾という感覚器で味を感じます。人の場合は苦味・塩味・酸味・甘味・旨味を感じるのですが、犬の場合味蕾が人の1/5程度しかなく、また旨味を感じないといわれています。(旨味は核酸の成分)
一方で水の味を感じることができるといわれています。正確には水のイオン濃度が判別できるということで、これは猫も同じく判別できます。

犬の皮膚(触覚)

犬も皮膚で痛み・痒みや温度などを感じますし触れられればわかります。
痛みは猫に比べると鈍感で、野生の中で生きていくために我慢強くもあると考えられます。また、特に優れているのは触圧(触れる)で身を守るための感覚といえます。

犬の特性(動物行動学)

猫がテリトリーを守ろうとする行動に対して、犬は基本は群れで行動するタイプです。犬は元々オオカミなどのルーツで、集団で狩りをしながら行動してきている習性が残っています。

ですので、自分も家族という群れの一員であり、そのの中で自分がどの位置にいるかを意識しているといえます。

おわりに

本記事は、掘り下げていくとかなりいろいろな話題が出てくるため、少しずつ記事を更新して厚くしていきます。ブログ記事でも意識して取り上げていきながらこちらにまとめていくと言った方法で内容を充実させていきます。

最終更新2019.11.13

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